サッカーベット:アジアンハンディキャップの賭け方とルール

サッカーファンがブックメーカーでベットする際、マーケットに「アジアンハンディキャップ」というマーケットを見ることがあります。

サッカーファンがブックメーカーでベットする際、マーケットに「アジアンハンディキャップ」というマーケットを見ることがあります。「ハンディキャップ」はどのスポーツマーケットにもありますが、「アジアンハンディキャップ」は主にサッカーで見られるマーケットです。本日は、この独特な「アジアンハンディキャップ」の賭け方と払い戻しについて解説します!

 

アジアンハンディキャップ(AsianHandicap)とは

アジアンハンディキャップの説明に入る前に、みなさんはハンディキャップをご存じでしょうか?

ハンディキャップは、両チームの力量を互角にするため、ベットを更に面白くするため、また、引き分けを排除するために考えられた賭け方です。

アンダードッグのチームにはスコアーにプラスのハンディキャップが与えられ、フェイバリットチームにはマイナスハンディキャップが与えられます。それらのハンディキャップを実際の試合結果からプラスマイナスした結果に賭けます。

通常のハンディキャップは、± 1 や ± 2、または引き分けを排除するためのハンディキャップには ± 1.5 や ± 2.5 などのハンディキャップが与えられます。

 

通常のハンディキャップのベット例:

チームAに+1.5、またはチームBに-1.5のハンデがあるハンディキャップマーケットで、実際の試合が 1-3 で終わった場合、

  • チームAに+5 ハンデにベットした場合:2.5-3 という結果 → ベットは負け
  • チームBに-5 ハンデにベットした場合:1-1.5 という結果 → ベットは勝ち

となり、ベットが処理されます。

 

アジアンハンディキャップのベット例:

一方、アジアンハンディキャップは、±.0.5 や ±1 のハンディキャップのほかにも、± 0.25 や ± 0.75 といったように、0.25 刻みのハンディキャップがあります。これがアジアンハンディキャップの特徴です。

チームAに+1.25、またはチームBに-1.25のハンデがあるアジアンハンディキャップマーケットで、実際の試合が 1-3 で終わった場合、

  • チームAに+25 ハンデにベットした場合:2.25-3 という結果
  • チームBに-25 ハンデにベットした場合:1-1.75 という結果

となり、ベットが処理されます。

ここで疑問が生じますね。± 1.5 も ± 1.25 もベットの勝敗は同じでしょう???と。それに、引き分けを排除するためなら 0.5 刻みで十分なはず。

なので、0.25 刻みという点に、通常のハンディキャップとの違いがあります。

その違いとは、「払い戻し額」にあるのです!

次に、払い戻しについて解説しましょう。

 

「アジアンハンデ」ベットの基礎

アジアンハンディキャップにも ± 0.5刻みのハンデや、小数点なしのハンデがあることもありますが、それらはシンプルに【実際の試合結果のスコアから賭けたハンデ値を引いて勝敗を見る】ことができます。小数点なしのハンデは、ベット結果が引き分けとなることもあり、その場合の賭け金は返金されます。

それでは肝心の、少し混乱しがちなアジアンハンディキャップ特有の 0.25 刻みのハンデについての払い戻しは以下のようになります。

 

アジアンハンディキャップの払い戻し表

以下の表で、賭けた「アジアンハンディキャップ値」と「実際の試合結果」にそって、払い戻しの違いを見ましょう。

ハンディキャップ 実際の試合結果 勝敗と払い戻し ハンディキャップ 実際の試合結果 勝敗と払い戻し
 

 

−0.25

勝利 勝利  

 

+0.25

勝利 勝利
ドロー 賭け金半額払い戻し ドロー 50%勝利
負け 負け 負け 負け
 

 

 

 

−0.75

2点差以上で勝利 勝利  

 

 

 

+0.75

勝利 勝利
1点差で勝利 50%勝利 ドロー 勝利
ドロー 負け 1点差で負け 賭け金半額払い戻し
負け 負け 2点差以上で負け 負け
 

 

 

 

 

−1.25

2点差以上で勝利 勝利  

 

 

 

 

+1.25

勝利 勝利
1点差で勝利 賭け金半額払い戻し ドロー 勝利
ドロー 負け 1点差で負け 50%勝利
負け 負け 2点差以上で負け 負け
 

 

 

 

 

 

−1.75

3点差以上で勝利 勝利  

 

 

 

 

 

+1.75

勝利 勝利
2点差で勝利 50%勝利 ドロー 勝利
1点差で勝利 負け 1点差で負け 勝利
ドロー 負け 2点差で負け 賭け金半額払い戻し
負け 負け 3点差以上で負け 負け

このように、アジアンハンディキャップの払い戻しには 0.25刻みのハンディキャップ値によって「賭け金半額返金」や「半分勝利」があります。

それでは具体的に、例をあげてみましょう。

実際の試合が 12 で終わった場合、チームAにアジアンハンディキャップ +1.25、そしてチームBにアジアンハンディキャップ-1.25 に賭けた場合の払い戻しを見てみましょう。

 

  • チームAの25 ハンデにベットした場合:
    • 252 というベット結果になり、【50%勝利】となり、勝ちだった場合の配当の半額が支払われます
  • チームBの25 ハンデにベットした場合:
    • 175 というベット結果になり、【賭け金の半額が返金】されます

 

これが通常の0.5刻みのハンデにベットした場合、

  • チームAの5 ハンデにベットした場合:
    • 52 というベット結果になり、【勝利】となり配当が支払われます
  • チームBの5 ハンデにベットした場合:
    • 15 というベット結果になり、【負け】となります

 

このように、±0.25 刻みのハンデと ± 0.5刻みのハンデでは、払い戻しに違いがあります。

 

アジアンハンディキャップにベットする際の注意点

0.5刻みのハンデはベットに勝敗がはっきり現れますが、アジアンハンディキャップは50%の払い戻しや50%の賭け金返金などがあります。

なので、アジアンハンディキャップベットの性質的にはリスクマネジメントの要素が強いベットではないでしょうか。

アジアンハンディキャップって面白そう、と感じた方、しかしブックメーカーには「アジアンハンディキャップ」とありながら、0.25刻みのハンデがない(通常の0.5刻みのハンディキャップのみ)こともあります。

0.25刻みのアジアンハンディキャップで、リスクを考えたベットをしたい方は・・・

 

アジアンハンディキャップにベットするならこのブックメーカー!

通常のハンディキャップマーケットはどのブックメーカーでも提供されていますが、サンバフットで紹介しているブックメーカーの中でアジアンハンディキャップ(0.25刻み)を提供しているのは:

 

  • 賭けっ子リンリン
    • ↳10万円までの100%入金ボーナスに5日間連続の追加特典ウェルカムボーナスあり!
  • ステーク
  • ボンズ
    • ↳5回目入金まで最大¥395,000+フリーベット¥1,000+ライブカジノバウチャー¥1,000+フリースピン200回のウェルカムボーナスあり!
  • 1XBET
    • ↳100%ボーナス最大12,500円のウェルカムボーナスあり!

 

があります。これらのブックメーカーに登録がまだの方は、ウェルカムボーナスを貰ってベットを始めてみては?

1
画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。
最高$100までの100%ボーナス + 50フリースピン
画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。
5
画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。
100% ボーナス最大 ¥12 000
画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。

 

アジアンハンディキャップにはこんな表示方法も

Bet365、スポーツベットアイオー、リリベットなどでは、アジアンハンディキャップのマーケットを見ると、0.0,0.5」「-0.5,1.0」のように、ハンデが2つ付いているオッズがあります。

これはスプリットハンディキャップと呼ばれるマーケットで、払い戻しはアジアンハンディキャップと若干異なります。スプリットハンディキャップに賭けると、賭け金は自動的に2つのハンデに賭けたことになります。

 

スプリットハンディキャップの仕組み

例えば、「0.0,+0.5 2.00」に10,000円をベットすると、0.0(ハンデなし)に5,000円、+0.5ハンデに5,000円を賭けたことになります。

賭け金は必ず均等にベットされ、マルチベットのようにどちらも的中しなければならないわけではありません。

よって、スプリットハンディキャップへ賭けた場合、以下の5通りの結果があります。

 

  • 両ハンデとも勝ち → 賭け金にオッズを乗算して払い戻し
  • 両ハンデとも負け → 賭け金は損失
  • 片方勝ちで片方負け → 賭け金の半額にオッズを乗算して払い戻し
  • 片方勝ちで片方引き分け → 賭け金の半額にオッズを乗算して払い戻され、プラス賭け金の半額も払い戻し
  • 片方負けで片方引き分け → 賭け金の半額が払い戻し

 

※ 大抵の場合、2つのハンデの差が0.5のスプリットアジアンハンディキャップでは、この結果はありえません。2つのハンデの差が1.0以上ある場合のみこの可能性が考えられます。

 

スプリットハンディキャップのベット例

例えば、チームAの「0.0,0.5 2.00」に10,000円をベットし、実際の試合(90分終了時)が 0-0 で引き分けだったとします。

チームAのハンデ-0.0(ハンデなし) と+0.5に5,000円ずつ賭けているので、ハンデを適用した結果は

00 と 00.5 となります。

この場合、5,000円の賭けは「返金」となり、5,000円の賭けは「勝ち」となるので、勝ちベットには

5,000 × 2.0 10,000

の払い戻しと、ベット額半額の返金 +5,000円 が加わり、計15,000円が払い戻されます。

 

アジアンハンデに賭けるタイミングとコツ

アジアンハンディキャップマーケットは、ライブベットでも提供されています。リスクマネジメントも兼ねているので、ライブベットでも半分返金の可能性があり、通常のベットより少し冒険ができます。

また、フリーベットの条件には「シングルベットのみ」という条件が付いていることが多々あり、1つのマーケットしか選べませんが、アジアンハンディキャップなら1つのベットで2つのハンデに賭けることができます。ただし、賭け金の半額を返金という結果の場合、フリーベットによる賭け金の返金はありません。

 

アジアンハンディキャップ – よくある質問 FAQ

アジアンハンディキャップは通常のハンディキャップより、払い戻しがどうなるか混乱しがちです。その他、初心者ベッターが疑問を持つ点を集めてみました。

 

アジアンハンディキャップとハンディキャップって違うの?

どちらも同じハンディキャップですが、アジアンハンディキャップは0.25刻みでハンデがあるのが本来の特徴です。しかし、いくつかのブックメーカーのアジアンハンディキャップマーケットには、ハンディキャップをひとまとめにして載っている場合があり、0.25刻みのハンデがない場合もあります。

 

アジアンハンディキャップってサッカーだけ?

主にサッカーで見られるマーケットですが、ラグビーや他のスポーツで見かけたことがあります。しかしその時のハンデは0.5刻みでした。個人的には、他のスポーツで0.25刻みのアジアンハンディキャップは見た事がありません。

 

ブックメーカーを始める前に気をつけることは?

初心者が初めて賭ける方法としては、アジアンハンディキャップは少しハードルの高いベットです。まずは勝者予想や通常のハンディキャップにベットし、慣れてからアジアンハンディキャップにベットする方がベットの仕組みを理解しやすいでしょう。

 

試合経過はどこでチェックすればいい?

ほとんどのサッカー試合ではライブベットが可能です。Jリーグではストリーミング(ライブ視聴)を提供しているサイトも多く、ライブベットから試合経過を視聴できます。ストリーミングのない試合でも、リアルタイムでアニメーションによる試合経過を確認できます。

画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。
最高$100までの100%ボーナス + 50フリースピン
画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。 画像は星のアイコン。