セビリアでの試合中（スペイン、ラ・リーガでのセビージャ対レアル・マドリード戦）に、ヴィ二シウスJrは痛ましい状況に置かれる羽目となった。サンチェス・ピスフアンスタジアムで起きたその出来事、とある人物が彼を傷つけるような猿真似のジェスチャーを見せたのである。スタジアムの警備隊は素早く対応し、その人物をスタジアムから追放。その行動が刑事罰となる可能性があることをほのめかした。
試合後、ヴィ二シウスは自らのSNSでセビージャの素早い対応に感謝の意を表明。しかし彼はまた、当事者に責任を負わせることの重要性も強調した。
このブラジル人スター選手は、ある子供が同じ人種差別的ジェスチャーを真似ている動画に出くわした後の深い失望感を表し、若者たちに対する適切な指導が必要であることを強く訴えた。
ヴィ二シウスはセビージャが即行動を起こしたことを感謝しつつ、スペイン当局にこの種の行為に対して刑罰が科せられるよう法改正を検討することを求めた。彼はこれが2030年W杯に向けての重要なステップになるとし、この件に関しての協力を申し出た。
セビージャはすぐさま自らの対応を詳しく説明した声明を発表。彼らはその人物を特定、追放し、事件を警察に報告。そして、この人物にはチームの会員プログラムから即時追放することを含む、厳しい内部懲戒処分が課せられることを保証した。
