SEパルメイラス、ブラジル国内での記録保持者として11ものトロフィーを手にしたチームが先日8月26日に設立109年を迎えた。その長い歴史は国内外のトーナメントにおける数々の栄光に満ちている。パレストラ・イタリアという名のもとに、このチームはブラジル国内のイタリア系移民の代表となるべくして生まれた。
このサンパウロ市のチームは、初めてピッチに立つことすらできないまま選手不足によってその活動を終える危機に立たされた。第一次世界大戦中にイタリア軍に従軍することを余儀なくされたからである。
数々の困難を経て、初試合は1915年1月24日ソロカバにて行われた。そこで同じくイタリア系移民のチーム、サボイアに2－0で勝利。
改名は1942年、当時のブラジル大統領ジェトゥリオ・ヴァルガスによる布告のために起こった。第二次世界大戦の枢軸国（日独伊）に関わる名称の使用を禁じたためである。
パルメイラス初の公式トーナメントへの参加は、チームがカンピオナート・パウリスタでプレーした1916年。そして1920年に初タイトルを獲得。以来、計25回のパウリスタ、2回のブラジル2部リーグ、4回のコパ・ド・ブラジル、そして11回のカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA－これらは国内最多である。
パルメイラスはまた、コパ・リベルタドーレスでの1999年、2020年、2021年の3回に代表される国際タイトルの数々をも獲得している。2023年、組織初の女性会長レイラ・ペレイラの下でチームは再び立ち上がり、新たな南米での栄光に向けて躍進し続けた。
