ついに正式決定。現フルミネンセ監督のフェルナンド・ジニス氏がブラジル代表チームの暫定監督として就任することに。フルミネンセに籍を置いたまま、かつアンチェロッティ氏の選任を保留したままの就任となる。先日7月4日に発表された。
フェルナンド・ジニス氏は１年の契約で任命された。彼はCBF（ブラジルサッカー連盟）本部へと出向き、エジナルド・ロドリゲス会長と最終調整を行った模様。これはレアルマドリード監督のカルロ・アンチェロッティ氏が2024年のコパ・アメリカの直前に就任することも明確にしている。
ブラジル代表新監督は暫定監督に任命された喜びを以下のとおり表明している「この代表チームのために仕事ができることは、誰にとっても夢であり、名誉かつ誇りです。」
ジニス氏は２つの任務を同時にこなすこととなる。交渉の中で氏は、フルミネンセに留まったまま、このブラジルのクラブチームでの監督をしつつ、代表チーム監督としてFIFAの試合における任務も果たすことに合意した。
この合意のおかげで、フルミネンセはコパ・リベルタドーレスのプレイオフ、といったようなシーズン中の大事な試合の時期に犠牲を払うこともなくなる。
新監督としての任務
フェルナンド・ジニス氏の初仕事は9月に行われる南米ワールドカップ予選トーナメントの初戦となる予定。9月4－12日のインターナショナルブレイク（国際試合のためのシーズン中断）の間、ブラジルは対ボリビア戦をホストし（会場は未定）、ペルーのリマでアウェイ戦を行う。
新監督は2023年中に残り4試合を率いる予定。この4試合はすべて予選で、10月には対ベネズエラ戦（ホーム）と対ウルグアイ戦（アウェイ）、11月には対アルゼンチン戦（ホーム）と対コロンビア戦（アウェイ）を行うことになっている。
